北尾吉孝日記

IRI藤原所長について

2007年6月12日 15:49
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IRIとオリックスの合併の件について、御質問が多数来ておりますが、この件についてはまだコメントが出来る時期では御座いませんので、時期が来ればコメントしたいと思います。

ただ、一つだけコメントさせていただきますと、今回藤原さんは苦渋の決断をされたではないか、ということです。
彼の頭の中には様々なことがあったと思います。
例えば、上場廃止にした東証を訴えるべきかどうか、それより前にIXIの件が刑事事件化した後IXIをIRIに売却した相手やその時にデューデリジェンスをした監査法人を訴えるべきか、あるいは将来IRIグループをどうしていくべきか、等々です。
さらに、彼は株主の方々に多大なるご迷惑をお掛けしたことを非常に気にしていたと思います。
そういう中で色々なことを考え、今回の決断をされたのではないかと思います。
何れにしても、彼は経営者として想像を絶するような苦悶の中にいたのだと思います。
こういう意味では、現状について同情するとともにこの苦境の中で彼自身が一回りも二回りも強くなってくれることを強く願う次第です。

しかし、僕は本当に強運であると勝手ながらに考えてしまうこともあります(笑)
SBIとIRIの経営統合がまだ白紙撤回に出来る段階で、IXIの粉飾が発覚したので、SBIは実損を出さずに済みました。
統合してから発覚していたら、大変なことになっていたかもしれません。
こういうことに関しては、運が良かったと純粋に天に感謝したいと思います。
もちろん監査法人が問題ないと言っていたにも関わらず、IXIのビジネスを見ながら不信を感じ、統合を遅らせた直感もあります。
さらには、様々な所から僕のもとに入ってくる情報もありました。
今回の件で改めて運・直感・情報の大切さを再認識致しました。

また、藤原さんは独立連邦経営を提唱しておりましたが、SBIグループは親会社による徹底した子会社の管理をしております。
管理に関する経営方針の違いがIXIの事件を引き起こしたのかもしれませんね。




 

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