北尾吉孝日記

ブラックマンデーから20年

2007年10月24日 8:44
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ブラックマンデーから20年経ちました。

1987年10月19日、その日があのブラックマンデーでした。
私もNYから帰ってきて野村證券の事業法人部で働いていたのですが、世界中のマーケットが大暴落していくのを見ながら、チャンスだと思いました。
そして、この時に買っておけば必ず儲かるという確信を持って単身でロンドンに行き、日本株のワラントを500億円くらい購入したのです。
もちろん自分のお金ではなく、当時のお客様の為です。
しかし、野村證券のロンドン支店だけではワラントが集められないということでしたので、ゴールドマン・サックスやモルガン・スタンレー、その他英国系の証券会社も使えるだけ使って、ワラントを集めました。
そして、その結果大いに利益を上げることが出来たのです。

あれから20年、このサブプライムローン問題もある意味ではチャンスだと考えています。
このサブプライムローン問題では各金融機関が損害を出しましたが、当社グループは一銭の損失も出しませんでした。
そして、ここからは大いに利益を狙っていきたいと考えています。
あの時のブラックマンデーで投資した500億円という金額、それがワラントという商品だったこともあって何倍にもなったのですが、その時の経験を活かして色々な試みをしていこうと思うのです。
例えば、今下がっているCDOやその他サブプライムローンがらみの証券化商品を集めるファンドを作ろうかと考え始め、準備を始めています。

日本の多くの金融機関はこのサブプライムローン問題で既に大きな損失を出しており、そのために次の手が打てない状態になっています。
例えば、野村證券はアメリカでの住宅関係の証券化商品を全部止めるという撤退宣言をしています。
これこそが、まさにチャンスなのです。
多くの企業が足踏みをしている影で我々は利益を上げる機会を見出していく、商売とはそういうものであると私は考えています。




 

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