北尾吉孝日記

他社決算発表の雑感②

2007年10月29日 8:46
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前回に続きまして、今回は日本の決算発表について感じたことを書こうと思います。

先日、ジャフコの中間決算が発表されました。第二四半期(7~9月)だけをみると赤字でした。やはり日本のマーケットだけに収益を依存していては厳しいということがわかります。
この半年を見ましても、この一年を見ましても、日本のマーケットは世界の主要なマーケットの中でも一番ダメだったマーケットの一つであるといえます。
そこに依存していることの弊害が、如実に数字となって現れているのです。

したがいまして、これからのベンチャーキャピタルは日本のマーケットだけでなく、世界中のマーケットを見ていかなければいけないということを再確認しました。
ベンチャーキャピタルの経営者としては、世界中のマーケットを短・中・長期的にすべてのタームで見ながらdecision makingをしていかなければいけない、そういうことを改めて思いました。

また、カブコム、マネックスの2社がそれぞれ減益の発表をしていました。
今、私は30日の中間決算発表に備えて資料作りしている真っ最中なのですが、これらの発表を見ながら二つのことが思い浮かびました。

一つ目は“Winner takes all”。
やはり、このインターネットの世界では“Winner takes all”ということになるのです。
そして二つ目は、不況の時こそ差がつくということです。
証券業というのは、特にそれが顕著になる業態だと言えるのです。
そして、こういった時にどのような手を打っていくか、ということがこれから更に大きな差となって表れてくるでしょう。




 

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