北尾吉孝日記

食品偽装問題について

2007年10月30日 12:47
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ミートホープ、石屋製菓、赤福と不祥事の発覚が相次いでおります。
これらの報道を見ながら、中国古典の羊頭狗肉(羊頭をかかげて犬の肉を売る)という言葉を思い出しました。
何千年も前の中国にもこのような話があり、現代の日本でも食品偽装が発覚しています。
いつの時代であっても、こういった事をする人間がいるということです。

如何なる事であっても偽装や詐称は許されないことですが、こと食品に関しては絶対に許されないことであると思います。
食の安全が裏切られるということの重大さを関係者はもっと認識するべきです。
そして消費者もこういったことをした会社に対してもっと厳しい目を向けていかなければ、経営者が代わったとしてもこういった偽装行為は無くならないでしょう。

また、このような問題が起こった原因として、「外部の目」による監視が無かったことが挙げられています。
もちろん外部からの監視も重要ですが、内部の問題の方も重要だと思います。
経営者からの指示とは言え、従業員たちは悪い事だとわかっていながら偽装をしていたのですから、これは従業員の道徳観、倫理観の問題でもあるのです。
職を失う、出世できない、給料を減らされるという理由で悪い事だとわかっていながら黙認するという事は、非常に卑怯な行為だと思います。
ですから、これらの問題は経営者一人が責任をとって済む問題ではないのです。

ミートホープの問題も元社員が内部告発をした事で発覚したと聞いております。
そして多くの従業員が会社に補償金を要求しているようですが、告発することなく黙認してきた従業員にはそのようなことを言う資格は無いと思います。

したがいまして、私は「信義仁」という言葉を掲げておりますが、その言葉の意味を自分自身で改めて認識し直すとともに、SBIグループの従業員にも再確認してもらおうと思います。




 

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