北尾吉孝日記

『決算発表を終えて』

2008年4月25日 17:49
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本日、決算説明のために約1時間45分にわたり話し続けてきました。酸素を十分に吸わずにたてつづけに話すので、時々頭の中が酸欠状態になっています。このような状況をあまり長く続けると、立ち上がった時にフラフラすることもあります。始まる前に酸素ボンベで酸素を吸って行きますが、終わった後もただちに酸素を吸うようにしています。

さて、今回の決算発表において、出席した私どもの役員に印象を尋ねたところ、「北尾さん、いつもよりもゆったりとさほど緊迫感なしに話されていたのではないですか」という声もありました。

前年度(2008年3月期決算)は非常に変則決算で、前々年度にファンド連結会計を中間期から突如導入しなければならず、途中から会計の決算方法が変更されました。またインターネットファンドがクローズする前であったため、様々な売却により、大きな収益が前々年度に発生していました。それと比しての前年度業績でありますので、いつも70%純利益減や80%純利益減などと書かれ、今回に至っては91%純利益減というようなことが新聞に書かれました。これについては、そのような状況下において致し方ないとは思いますが、そういう意味でりんごとりんごを比較するのではなく、りんごとオレンジの比較を強いられていたということが前年度であったと思います。今年度以降はオレンジとオレンジ、りんごとりんごの比較が出来るようになりましたので、経営トップに一種の安心感を与えているということがあるのは事実です。

また例えば、今回の決算では93億もの保有株式の含み損が発生し、いくつかの関係会社株式の減損処理を行いましたが、これが最悪期であり今後は上がるものしかないと考えており、落とすものについての心配事は今年度についてはないと思っています。

さらに既に発表いたしました通り、イートレードコリアの売却がなされれば139億の特別利益を得ることが出来ますので、そのような意味でもゆとりをもって今年度の業績を考えることが出来ました。

また今回の説明会では、新しいビジョンを打ち出すと共に中期計画を発表いたしました。今後は完成した金融生態系を一層充実させると共に、さらにシステムの生態系、住宅不動産の生態系を拡充させ、私が描く企業グループの理想像に近づけるべく着々と各事業を進めていきたいと考えています。

そのようなことで今回はゆったりと落ち着いていられた形でいられました。今日は多数のアナリストやメディア関係者を含む190名程度が出席され、長時間にわたる説明にも関らず、ほとんど帰る人もなく、長時間にわたって清聴していただき非常にありがたいと思っています。また昨日の記者発表も、兜クラブの一番大きな部屋が記者さんで満杯になるばかりでなく、テレビカメラも入っている状況でした。通常の決算発表でもこのように、私どもの言動を注目していただいていることを改めて認識し、一層身を引き締めて、事業の発展に心血を注がなければいけないと思いました。




 

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