北尾吉孝日記

『ベトナム出張』

2008年5月20日 15:29
この記事をシェアする

5月12日から15日の朝帰国というスケジュールでベトナムに行きました。その理由はベトナム株が大幅に続落しており、その状況について現地で様々な調査をするためであります。それは後ろ向きの調査ではなく、むしろ超安値の株を買うために候補先を探しに行ったということです。私の直感で「今がタイミングだな」という意識を持ち、ベトナムを訪れたわけですが、それが正しい直感であるように思いました。確かに現状は、多くの上場銘柄が大幅に下落しており、例えば私どもの提携先のベトナム最大IT企業で、時価総額が常に5番以内に入っていたFPTも高値から比べると約75%も下落しています。ベトナム経済の全体的な景気悪化の局面において、多くのベトナム企業の売上げ、すなわちベトナムにおける需要には非常に強いものがあり、そうした企業のファンダメンタルズには何もマイナス要因がないということを確認しました。

今回幾つかの未公開株と上場企業について、ファンダメンタルズがしっかりしており、今後も業績が大きく伸びていくと思われる会社については、大幅に下落した今こそ買うべきとの認識から、アクションを取ることにしました。現地の状況を見て、現地の人に会い、その人たちの仕事を取り巻く環境を見ることにより、外から見ていると中々分からないことが見えてきて、より良い投資判断が出来ると考えています。従って、今回は公開・未公開を問わず、アグレッシブに投資をしていこうと思います。

それともう一つ、今回の出張を通して、ベトナムの隣国の一つであるラオスは、ある意味ベトナム経済圏の中の国であるという認識を持ちました。すなわちラオスでは、ほぼベトナム語が通じ、経済的にもベトナムに大きく依存しています。そして、そのラオスには希少金属を中心に天然資源が豊富にあることも分かっていますので、提携先のFPTとタイアップしながら、ラオスでの資源株投資もしていこうと考えています。

また、カンボジアはラオスほどベトナムよりではないですが、ベトナムを中心とする経済圏に属していると考えてもよいところで、世界の投資家の目もホットになりつつあります。私どもはカンボジアにも韓国のパートナーと進出することを現在議論しています。

アジア諸国は株価の下落局面において、ある意味大きなチャンスを提供してくれると思っています。そういう意味では株価が下がった時、未公開株だけではなく、既公開株への投資も考えることで、様々な収益チャンスを享受出来ると思います。

【FPT社(The Corporation for Financing and Promoting Technology)の概要】
FPT社は、1988年に設立されたベトナム最大のハイテク企業。主にソフトウェア開発、システムインテグレーション、通信・インターネット、エンジニア教育、携帯電話ディストリビューションなどの分野において事業を展開、同国最大のエンジニア数を誇る。主な提携先パートナーとしては、IBM、HP、Microsoft、Toshiba、Cisco、Oracle、Motorola、Samsungなど世界有数の企業を中心に数十社にのぼる。
URL:http://www.fpt.com.vn




 

(任意/公開)
(任意/非公開)

  • 小
  • 中
  • 大



Copyright © SBI Holdings, inc. All rights reserved.