北尾吉孝日記

『新ビジネスいろいろ』

2008年7月29日 15:48
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以前から申し上げている通り、ネット銀行をフルバンクとして機能させていくためには、ネットとリアルを上手く融合させていくことが肝要だと考えています。つまり預金集めにおいてはネットはもっともその威力を発揮しうる一方で、銀行として預かった預金をしっかり運用していく上ではネットの活用に加え、リアルでの運用力というものが不可欠と考えています。私どもはネット銀行の成否の鍵となる運用強化に向けた多様な取り組みを一層加速していく所存であり、幸いにして当社傘下にはリアルな運用能力を醸成させてきた様々な会社があり、そのノウハウを結集することで、ネット銀行におけるより高度な、また従来の銀行にない新たな運用というものを実現していくことが可能だと考えています。

今月1日、住信SBIネット銀行株式会社(以下、住信SBIネット銀行)は、迅速かつ資金使途自由な融資を実現するために、不動産担保ローン専業会社であるファーストクレジット株式会社と株式会社セムコーポレーションとの間で、保証業務について提携することで基本合意をしました
ファーストクレジット(株)との保証業務における提携についてのお知らせ
(株)セムコーポレーションとの保証業務における提携についてのお知らせ)。
当該提携により、両社が長年培った不動産担保ビジネスに関するノウハウを最大限活用することで、住信SBIネット銀行においてお客様の借入れニーズに対し、迅速に対応することが可能になります。

さらに今月上旬に公表しましたが、SBIキャピタルソリューションズ株式会社(以下、SBIキャピタルソリューションズ)は株式会社エフティコミュニケーションズとの間で、同社子会社である株式会社フレクソル(以下、フレクソル)の発行済株式の全てを譲り受ける契約を締結しました(株式会社フレクソルの株式取得に関するお知らせ)。
フレクソルは医療機関を対象に、診療報酬債権に係るファクタリング等のファイナンス事業を運営しています。総合金融グループとしての私どもが有する幅広い金融サービスと、資金ニーズの高い当該事業との連携を深めることで、SBIグループとフレクソルにより展開される事業の更なる発展が可能になると考えています。第一の取り組みとして、現在、住信SBIネット銀行とSBIキャピタルソリューションズが協働し、診療等報酬債権譲受けのスキームを検討しています。出来るだけ早い時期に当サービスを提供することを目指し、着々と体制を整備しているところであります。

住信SBIネット銀行における運用強化については、新しい取り組みを企画・推進するセクションである「事業開発部」という新たな部署の設置や、オートローン等自動車関連金融サービスの提供を支援する合弁会社「SBIオートサポート株式会社」の設立などについて、これまでも私のブログを通じで紹介して来ました。今後もグループシナジーを追求することで、多様な顧客ニーズへのトータルソリューションを提供すると共に、ネット銀行の成否の鍵となる運用の安定化・多様化を図りたいと考えています。

また、株式会社SBI証券(以下、SBI証券)は今月10日より、インターネット取引口座をお持ちのお客様を対象として「貸株サービス」を開始しました(貸株サービスについて
)。

貸株サービスとは、お客様が保有している株券をSBI証券に貸出すことで、銀行にお金を預けると利息がつくように、貸出した株券に応じた貸株金利を受け取ることができるサービスです。当サービス対象銘柄は、国内金融商品取引所に上場しているほぼ全ての銘柄です。貸出し中の銘柄はいつでも売却することができ、配当金相当額を受領できるばかりでなく、優待の権利獲得日に自動的に権利を獲得する優待権利自動取得サービスを利用することにより、普段は貸株金利を受け取り、株主優待も獲得することができます。また、貸株金利につきましても、新興3市場(JASDAQ、マザーズ、ヘラクレス)とその他の市場を別個に設定することで、個人投資家にとって、より利便性の高いサービスを提供しています。従って、当サービスをご利用いただくことで、長期保有を目的とした株式をより有効にご活用いただくことが可能となります。

来月15日(受渡分)まで、サービス開始を記念してキャンペーン金利を適用しています(『新興3市場以外の市場上場銘柄:キャンペーン金利0.5%(正規金利0.3%)』)。この機会に是非当サービスをご利用ください。




 

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