北尾吉孝日記

『墓参り』

2008年8月12日 15:28
この記事をシェアする

お盆が近づいて参りました。この時期は多くの人が休みを取る時期でもあり、久々に帰郷され、先祖の墓参りや親類縁者との再会を楽しまれる人も多いと思います。私は香港出張の帰路、関西国際空港に立ち寄り、そこから83歳の母親が待つ実家に帰り、翌日大阪にある先祖代々の墓に参るつもりです。

私は時間があれば墓参りをしたいと思っていますが、中々忙しく大阪に帰ることが出来ませんので、父の骨を分骨して青山に墓を作りました。同じ浄土宗の梅窓院というところで月に2回ぐらい墓参りをしております。

最近「千の風になって」という歌がとても流行したようですが、私自身もあの歌がとても好きです。もはや墓の中にはいないでしょうが、いつも父に話しかけるような感じで墓参りをしています。千の風に乗ってどこか遠くへ行っているのであろうと思いながら、手を合わせて般若心経を唱えています。

先祖を敬う気持ち、あるいは人知を超えた大いなる創造主を敬う気持ちを持つことは、人間にとって非常に大事なことだと私は考えています。中国古典の中には、万物の創造主であり神であり、天である「造化」という言葉があります。この存在を信じることにより、自分を厳しく律し、義を貫かなくてはいけないと思うようになります。誰も見ていない中で一人身を慎む、慎独ということに繋がり、精神を鍛えることに役に立つのであります。この墓参りをする時はいつも、父から教わった中国古典のことを何かしら考えながら、自宅に帰ることが習慣になっています。




 

(任意/公開)
(任意/非公開)



Copyright © SBI Holdings, inc. All rights reserved.