北尾吉孝日記

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京都大学の山中伸弥教授が、世界に先駆けて作製したiPS細胞(新型万能細胞)の製法特許が、日本国内で成立したということです(※1)。
これは非常に基本的な特許であり、この成立は企業化に向けての一つの弾みになりますし、海外でも認められる可能性も出てくると思います。従って、ある意味でこれを巡る企業化が、今後の焦点になってくると思います。

併せて、日本が脱工業化社会に向けて新しい産業を起こす時に、最も重要な産業の一つと考えられるバイオテクノロジーという産業分野において、iPS細胞に関する研究開発で世界の先駆的かつ中心的な存在になるよう、官民を挙げて取り組んで行かなくてはならないと思っています。このようなことをきっかけとして、バイオブームが株式市場で起こる可能性があるのではないか、とも考えています。

本日、日経新聞に取り上げられていましたが、当社もこの分野において、子会社のSBIバイオテック株式会社が英国の大手製薬会社アストラゼネカ社の完全出資子会社であり、アストラゼネカグループのバイオ医薬品事業部門であるMedImmune社と提携することが出来ました(※2)。

日経新聞には具体的な箇所が記載されておりませんので、このことが如何に画期的なことであるのか、本日のプレスリリースを是非読んで頂きたいと思います(※3)。

当社は更に第二弾として、SBIアラプロモ株式会社を今年4月に設立しましたが、こちらも実に画期的な成果を挙げる可能性があると思っています。これについては、創薬に向けた提携パートナーの様々な候補先と最終的な契約をまとめるべく、私は10月にドイツに行くつもりであります。

このような私どものバイオに対する世界的な投資が、きっと大きな成果を生むことになると、私は非常に期待しています。その第一弾が、本日発表しました当社の子会社とアストラゼネカの子会社との提携ということであります。

参考
※1:http://s.nikkei.com/sBaqni
※2:http://www.nikkei.co.jp/news/sangyo/20080912AT1D1103W11092008.html
※3:SBIバイオテックが米国のバイオ企業MedImmuneと抗ILT7抗体に関するライセンス・コラボレーション契約を締結




 

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