北尾吉孝日記

『最近の若者に思う』

2008年12月3日 10:33
この記事をシェアする

最近様々な大学の学生が大麻を売買したり、摂取したり、あるいは栽培したりしていることが報道されています。また大麻の種が観賞用などと称して販売されていましたが、ようやくそれも摘発されました。大麻の種を実際に鑑賞するような人間はいませんので、このようなものは基本的に違法として処罰するというような法律の柔軟性を持たせられないかと思っています。

そのような形で若者たちが大麻に汚染されている一方で、相変わらずニート、フリーターは減少してきません。しかも今世界的な経済危機の状況にある中で、世界各国で失業率の増大が懸念されていますが、日本においても就職戦線が氷河期になりそうなことに加え、理由はともかく1、2年で転職しようと退社したら、どこも雇ってくれる会社がないという大変な就職難に突入しているかもしれません。そのような状況下では、余計にフラフラする若者が増えるのではないかと非常に危惧されます。

最近の学生はなぜ本分である学業に精一杯励まないのかと、私には不思議に思えてなりません。大学の授業料だけではなく、生活費や小遣いまで親から貰っている学生が、何故にアルバイトをしなければいけないのか。なぜ学生同士でお互いに学力の面でも、あるいは人物を磨く面でも切磋琢磨するということが出来ないのかと、非常に不思議に思っています。最近は大学に入学した時点で勉強を終えたと考える学生が多く、まさに遊ぶために大学に入っているという状況です。それで卒業後働き始めたら自由時間が無くなるとの思いから、アルバイトで遊ぶ金を作るなどして遊び、学業に全く専念しない学生が非常に増えています。

4年制大学や短期大学の学生の学力が如何に低下しているか、それを嘆き悲しむ教授たちの弁がテレビで写っていました。最近の学生は驚くほど漢字を知りません。麻生総理も全く漢字が読めないということで話題になりましたが、同じ漢字を学習院大学の学生に読ませると、3割以上が不正解であったと報道されていました。「踏襲」や「頻繁」など、この程度の漢字が読めないとなりますと、若者は一体大学で何しているのかと思ってしまいます。

漫画とゲームとアルバイト、このようなことが現在の若者を生み出していると考えています。「ゆとり教育」などというものは、ほとんど無意味な発想だと思っています。学生、特に小学生や中学生は最も頭が柔軟で、乾いたスポンジのようにあらゆることを吸収することが出来ます。そのような年頃に全く勉強させずに、漫画ばかり読ませたり、ゲームばかりさせていては、将来我々の世代が引退した後の日本の発展について心配せざるを得ません。

戦後日本の学校教育のみならず、家庭教育における重大な欠陥が今の若者を作り上げてきたと私は思っています。それ故に、今日本の教育をもう一度根本から建て直していかなければいけないと、強く思う次第であります。




 

(任意/公開)
(任意/非公開)

  • 小
  • 中
  • 大



Copyright © SBI Holdings, inc. All rights reserved.