北尾吉孝日記

『政府紙幣発行論議』

2009年2月6日 17:32
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政府紙幣発行論議が最近また盛んになってきました。既に800兆円を超える財政赤字を抱え、財政が破綻している日本にとって、今後また多量に国債を発行することは中々難しいという現状があります。これはそのような中で、当然起こるべき議論であると思います。

私自身は現在のようなデフレ状況下においては、政府紙幣をどの程度発行するかにもよりますが、ある程度発行することは良いのではないかと考えています。ただし出し過ぎると将来のインフレに繋がっていきますし、また麻薬のようなところがあって、一旦そのうまみを得てしまうと、次々に発行していくことにも為りかねません。

そのようなこともありますので、政府紙幣を発行するのであれば、国会でインフレ指標をはじめマクロ、セミマクロの経済諸指標をよく見ながら、その発行量を決定し、その効果を見極めていく、という慎重な対応が必要であると考えています。もちろん発行後についてもそれが必要で、もしそのように対応しなければ、結局通貨の信用が無くなったり、あるいは悪性インフレに陥ったりする可能性がありますので、この点がポイントになるのではないかと思っています。




 

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