北尾吉孝日記

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2016年に東京でオリンピックを開催することをネットユーザーはどう思っているのか」という意識調査が行われましたが、その結果は「賛成派」が約60%、「反対派」が約40%であったそうです。
私はなぜ反対する人がこれほどの割合でいるのかと不思議に思っています。この調査において「賛成派」の中で63.8%の人が「経済効果がありそうだから」を賛成する理由として挙げていますが、近年に開催されたオリンピックの主催国の収支はどの国も大幅なプラスになっています。そのような意味では日本国民にとって、オリンピックの開催国になることはそんなに悪い話ではないと思っています。

1964年に開催された東京オリンピックの時、私はまだ中学生でしたが、あのオリンピックはやはり強烈に印象に残っていますし、あれを経て一人前の国家になるのだと思います。日本はオリンピックの開催前から景気が良くなり、その年の終わり頃に下落し、そこから「いざなぎ景気」に入っていきました。それと同様に今度の中国も一度落ちるのではないかと考えていたところ、たまたまこの金融危機と一緒になって実際落ちましたが、これからはやはり「いざなぎ景気」のような長期高度成長期に入っていくと思っています。オリンピックの開催国になることは、言うなれば、国として世界中から認められるという一つのステータスであると思っています。

昨年のブログで私は新銀行東京について書きましたが(『新銀行東京について』)、一千億円以上もの都税が消えてなくなっているにも関わらず、石原慎太郎都知事は「自分には責任ない、都には責任はない」というようなことを述べています。これはとんでもない話で、石原さんは責任をとって辞めるべきというぐらいの損失です。都税を何と心得ているのかと言いたくなります。その件がありますので、私は都政に対して非常に批判的ではありますが、だからと言って東京オリンピックの招致にまで反対するつもりはありません。ましてこれだけ内需を拡大しなければならないという時に、なぜそれほどまでに反対しなければならないのか、私には良く理解できないからであります。

2016年に東京でオリンピックが開催されることを切に願っています。




 

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