北尾吉孝日記

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今回の役員人事で5人の役員が退任し、新たに5人が新任取締役として就任する予定です(役員の異動に関するお知らせ)。私どもの役員の任期は基本的に1年ですので、6月26日開催予定の株主総会でこれが承認されますと、そこから1年間頑張ってもらうことになります。

以下はあくまで株主総会で株主の皆様に承認されたと仮定しての話ですが、今回の人事では木村紀義君、井土太良君、城戸博雅君という銀行・証券・保険の幹部と共に、銀行・証券・保険の全てを扱うSBIマネープラザ株式会社の代表取締役会長である円山法昭君(現SBIモーゲージ株式会社代表取締役執行役員COO)にも入ってもらいます。銀行の代表者として入ってもらう木村君は株式会社SBI証券(以下、SBI証券)と住信SBIネット銀行株式会社(以下、住信SBIネット銀行)の基幹システムを作り上げた人物です。その当社システムにおけるNO.1の彼に入ってもらったのは、GoogleやAmazonの世界でも大分応用されてきたクラウドコンピューティングという新しい世界にどう対応していくのか、あるいはSBIアクサ生命保険株式会社(以下、SBIアクサ生命)やSBI損害保険株式会社(以下、SBI損保)のシステムを如何に安全で使いやすいシステムにしていくことが出来るのか、そのような事柄に対して役員会で彼に大所高所から色々と助言をしてもらうためであります。

また私ども自身が金融コングロマリットという位置付けで金融庁から見られていますし、指導も受けていますので、やはり役員会にそれぞれの代表者がいることが望ましい形だと考えました。住信SBIネット銀行が四半期ベースでは2009年3月期第4四半期に黒字化を達成し、SBI証券がこの不況期に大幅にシェアを伸ばし、そして、SBIアクサ生命やSBI損保もテレビCMの効果もあって認知度も高まってきています。これから相場が良くなってくる中で、一挙にこれらビジネスの飛躍の具現化を図るタイミングであると認識していますので、当面はここにより力を入れていきたいと思っています。

また海外について言えば、アジアの国々を中心として投資の体制を整えましたので、次はベンチャー投資と事業進出を絡めながら、各国で企業生態系を作り上げていくという段階です。つまり何度も議論していますが、例えばロシアやベトナムでネット銀行業務を展開するとか、インドでネット証券業務を展開するとか、あるいはハンガリーを基点として東欧圏全土を目指して為替のマーケット事業を展開するとか、そういった様々な事業展開を具現化していく海外進出の第2フェーズであるということです。従って、そのような意味もあり、今回の人事を行いました。




 

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