北尾吉孝日記

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政府は先月29日の閣議で2009年版「男女共同参画白書」を決定しました。その中で「夫は外で働き、妻は家庭を守るべきだ」とする考え方について、20代女性の36.6%が賛成と回答し、40代女性の30.7%、50代女性の31.6%を上回るという調査結果がありました(※1)。

「女性は基本的に結婚してもずっと働き続けたいのかな」とこれまで私は思ってきました。かつて私が米国に住んでいた時には、「米国のようにダブルインカムになっていくのが日本の将来の姿であろう」と考えていたものですが、日本の女性は昔と全く同じ考え方であるということで、「母親が如何に楽をしているのかということを娘がしっかりと見ていたのではないか」と勘繰ってしまいます(笑)。

なぜ社会に出て行くこと、働くことにもっと興味や関心を持たないのか、そのこと自体が私にとっては非常に不思議ことです。それまでの人生で家庭のことはずっと見てきて知っていると思いますので、若者は未体験の何かをしたいとか、社会の中で貢献していきたいとか、そのような考えがまずあって良いのではないかと思っています。

その一方で子どもの教育はやはり人任せというわけにはいかないと思っています。やはり躾ける(躾けるとは内面的にも外面にも身を美しくするということです。)ということがなければなりませんし、私は男女で仕事を分担していくという昔のスタイルが良いのではないかと考えていました。でもそれは昔の考え方なのかなと思っていましたが、実情は若い女性に合致しているということで全く意外感がありました。子どもをきちっと育て上げ、次代を担う人物を作り上げることも大事業であって、特に幼少期における母親の役割は非常に大きいと思っています。

尤も最近昼間にレストランに行くと大体が女性陣で、彼女たちは息つく間もなく話していますが、私はいつも「羨ましいな~」と思ってその光景を見ています。羨ましいというのは、それだけ自由な時間があり、友達と語る時間があるということに対してです。男性の場合は基本的に中々そういう時間がないわけですが、最近は逆に男性が主夫になって子どもの面倒を見たり家事をしたりと、これまで女性がしてきたことをやる男性が増えたという気もしないではありません。しかし、やはりその自由時間を上手に使っているのは、主夫ではなく主婦なのかなと感じています(笑)。

参考
※1:http://www.nikkei.co.jp/news/shakai/20090529AT3S2900A29052009.html




 

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