北尾吉孝日記

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イチローがメジャー通算2000本安打を遂に達成しました。9年連続200本安打もおそらく達成するかと思いますが、今回のことで私は「イチローと言う人間は日本人にとっての誇りだなぁ」としみじみ感じています。このように「日本人」と言う民族意識を持ち出すと懸念を示す人がいますが、例えば「あなたはオリンピックの時にどこの国を応援しますか?」とか、あるいは「あなたはワールドカップの時にどこの国を応援しますか?」と問われたら何と答えるでしょうか。

日本人であると言う思いは日本と言う国に運命的に生まれ、そこで育った人間が当然持つべき感情であると思っています。しかし、一部の日本人がそうならないのは、例えば嘗てアルザス・ロレーヌ地方がフランス領になったりドイツ領になったりする度に話す言語を変えさせられたと言う経験や、あるいは1910年の日韓併合時のようにその日を境に東を向いて天皇陛下にご挨拶することから始まり、そして日本語を話して母国語を失うと言う経験等を日本人がしていないからであると思っています。

日本に生まれ、日本で育ち、共通の言語を話し、そして共通の「ナショナル・アイデンティティー」を持つことは当たり前のことであると思います。その上で日本文化を学び、それを継承していくことこそがある意味世界に貢献する上で非常に大事なことであると私には思えます。是非そのようなことを愛でる心、感謝する心を持ってほしいと思っています。戦後教育を受けた人間の一部は「国歌は怪しからん」「国旗はダメだ」と言いますが、オリンピックの時に国旗の掲揚を見て、どれだけの多くの人が喜んでいるかと言うことを考えなくてはならないと思います。

今回のイチローの快挙は日本国民だけではなく、米国人や対戦相手の選手までもが皆素直にその快挙に拍手を送ると言うレベルの偉業でした。そのレベルに達するまでに持って行ってくれた日本人、イチローは我々の誇りであると思いますし、また一芸に秀で、その世界で頂点を極めると言う人間の素晴しさに改めて心からの敬意を表したいと思います。




 

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