北尾吉孝日記

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先月末、白川日銀総裁は「成長基盤強化の観点から、民間金融機関による自主的な取り組みを資金供給面から支援する方法について検討」を進めて行きたいとし、「イノベーションを促進するような研究開発、科学・技術の振興、あるいは成長分野として期待される環境・エネルギー事業など」を支援対象として想定していることを明らかにしました(※1)。
ただ私には、なぜ日銀がこのような方針を採るのか、理解し難いものがあります。

国はどのような方策により将来の基幹産業育成支援を図るべきかと言えば、韓国のようにベンチャーキャピタルに資金を流して、ファンドを積極的に活用すべきであると私は考えています。
韓国では、例えば、将来の基幹産業育成支援に関しては「政府予算→知識経済部(日本の経済産業省)→中小企業振興団→運用会社の組成ファンド」というような形で資金が流れるようになっていますし、あるいは、科学技術・バイオ産業支援に関しては「政府→科学技術部→運用会社の組成ファンド」というように資金が流れるシステムが構築されています。

長い銀行の歴史の中で、嘗て長期資金で日本の産業育成を担ったのが日本興業銀行でしたが、そのような銀行の役割は既に終わっているのです。日本の銀行がリスクマネーを提供出来るのかと言えば、担保で資金を貸すということにしか慣れておらず、そのような役割を担うことは非常に難しいでしょう。
基本的にリスクマネーの提供はDCF(Discounted Cash Flow)モデルで資金を出せる所がするわけで、それをするのがベンチャーキャピタルなのです。なぜ日本では韓国のようなシステムによりベンチャーキャピタルを積極的に活用することで、産業の発展に寄与させるようにしないのか疑問です。

例えば、SBIインベストメント株式会社は、673社に投資を実行して17.1%イグジットしたという世界的に見ても輝かしい実績がありますが(2010年4月1日時点)、この数字はベンチャーキャピタルとして日本のITインダストリーの発展に多大なる貢献をしてきた証左と言えるではないでしょうか。日本もこのようなベンチャーキャピタルに公的資金が回るシステムを早急に具現化すべきで、それが出来ないようであれば日本経済に将来はないと私は思っています。

参考
※1:http://www.boj.or.jp/type/press/kaiken07/kk1005a.pdf





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  1. 日銀や政府は種々の官僚機構を作成は積極的ですが中小零細企業に日本の根幹が有り、北尾SBI証券さんの提唱されるベンチャーキャピタルファンドによる支援体制が大事です、発明開発に依る内容開示とデータは民間の正当な判断と少し時間がかかっても企業を育てる意味での、日本独自の年金銀行の設立等での企業支援も大事です、莫大な数兆円と言われる年金積み立て金の喪失を防ぎ、日本企業のベンチャーを生かし国内産業の繁栄はレート操作を最小に抑えられる「HHOガス」水核改変技術エネルギー等で欧米の輸入石炭石油液化ガスの混合でのエネルギー解放をし、メガフロート技術で企業回帰を計り、経済特区も視野に入れて現況の後退経済の打破を策定して頂きたいです。

    現況でTPPを採用すれば、司法、インフラ関連、金融関連、医療、ハイテク関連、農漁業等全てがマイナスの恐れが有ります。

    国の政府中枢の選出は世界国内危機管理経済法律把握した専門家正当な判断を即断できる方々が希望です、素人集団利権擁護では国が滅びます。

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