北尾吉孝日記

『帯状疱疹を経験して』

2010年6月17日 15:24
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ずっと気に掛けてはいましたが、暫くブログから遠ざかってしまいました。その理由は帯状疱疹(たいじょうほうしん)という病気になったことによります。

先月12日頃から左首筋や肩が非常に凝るというような症状があり、それから暫くして髪を梳く時にピリピリするような状況がありました。そのような中で、神経内科にて頸椎等を調べてもらおうと思い、17日に東京女子医科大学病院の青山分院に行きました。
その時、「これはひょっとしたら帯状疱疹の前兆かも知れません。今のところは疱疹が出ていませんので、出たら直ぐに皮膚科に来てください」と医者に告げられましたが、次の日には疱疹が出始め、皮膚科に行って抗ウィルス剤を貰い飲み始めました。
ただ、薬を飲み始めたは良いですが、それが効き始めるのに少なくとも2,3日は掛かるということもあり、今度は目が腫れてくるということになりました。
そこで今度は眼科に行き、目の周りに塗る抗ウィルス剤と細菌感染を防ぐ抗生物質の目薬を貰って様子を見ていましたが、余計に腫れて左目が殆ど開かない状況になってしまいました。
そこで直ぐに東京女子医科大学病院の本院に行って林准教授に診てもらい、21日~27日まで入院をすることになりましたが、その間一日3回の点滴を繰り返し、ウィルスは死滅しました。
比較的早期に治療したことで顔に痕が残るというようなことも無さそうな感じですが、暫くの間、神経がウィルスによって損傷を受けていたということで、それが修復されるまで帯状疱疹神経痛による不快感、ピリピリ感というものが残っているということがあります。
それも少しずつ快方に向かってはいますが、特に目の周りが痒くて仕方がないというような状況が続いていますので、今も東京女子医科大学病院のペインクリニックで治療を受けている最中です。
このような状況のために、長くブログをお休みすることになったということです。

今回入院をして感じたことは、3つあります。
まず一つ目は、最新の抗ウィルス剤を使って治療をしてみましたが、ウィルスと人間との戦いというものは本当に絶えることが無いということです。抗ウィルス剤も日々進化していますがウィルスも進化し続けているということを感じ、今そのようなことに関係した本を読んでいるところです。
それから二つ目は、医療器具の日進月歩の凄さを改めて感じました。一週間も点滴をしていれば、昔なら針を何度も色々な部位に刺すということでありましたが、今は所謂金属製の針ではなくビニール製の針で置き針が出来るようになっており、そのような意味では絆創膏で気触れたりするようなケースは別として、針を何度も色々な部位に刺すということは必要が無くなりました。
そして三つ目は、看護師さん達の献身的な努力によって、患者の命は支えられているということを強く認識しました。私の療養時においても、本当に夜中に至るまで大変な努力をしてくれているというように思いました。

ただ、このように病気になっても仕事は待ってはくれませんので、療養時から仕事をこなしています。
例えば、先日Twitterで呟いた通り、入院中には東京でインフォメ(個人投資家向け説明会)を行い、退院した日は名古屋でインフォメを行い、先月末には大阪でインフォメを行い、そして、今月1日には上海に行って、中国の三大学の一つである復旦大学での講演をやったり、Bosstownという一時間テレビ番組に出演したり、上海の共産党の幹部や金融特区の幹部にお会いしたりしています。
今は海外出張を少し控えてはいますが、海外からのお客様との面会や社内の会議等々、毎日色々な判断業務に追われ多忙を極めています。
また、今回病気になる前のことを考えますと、海外出張が次々と入ってくる中で睡眠時間が2時間の日が出てくるということがあり、例えば、先日発表しましたスリランカの案件においては、4連休期間中を使って2日間機中で寝るという状況でありました。
加えて、内外含めて53社の役員を務めており、またSBIグループで何か問題があれば最終的には全て私のところに上がってくるというような中で、神経が休まる暇が無く、今回のような結果を招いたのであろうというように思っています。
そのような中で、以前ブログでも述べましたが、「忙中閑有り」という言葉の閑の大切さを改めて思い知ることとなりました。今後はそういったことも注意しながら、事業をして行きたいと考えています。





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  1.  基本は、ストレスだと思います。

     体が資本です。

     緩急をつけた経営をお願いします。

  2. ブログを拝読いたしました。帯状疱疹がストレスや疲れで免疫力低下によりなり易いだそうです。わたくしも一度出張から帰ってきたら、北尾先生と同じ症状がありました。結構辛かったですね。
    是非忙理偸閑、お身体を大事になさってください。

  3. 北尾CEO殿

    フジテレビの買収劇の印象が
    良い意味で、強く印象的でしたので
    CEOも健康的な人間なんだと
    勝手にうれしく思います。

    中国の古典からもらった「不思議な力」
    読む度に元気が出ます。

    Webな金融界での更なる活躍
    期待しております。

  4.  去年の夏、私も帯状疱疹を患い病院に通いました経験をもっています。
     1週間ほどでなおりました。
     疲れ、ストレスなどにより体の免疫力が低下し、小児疱瘡菌等もともと体内に潜んでいる菌が躍動するらしいです。
     今後、経済金融界も大変でしょうが身体を労わってがんばってください。
     日本国内において、企業のグローバル化、海外移籍による空洞化が今後加速するでしょうね。



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