北尾吉孝日記

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今週月曜日、当社は「アラブ首長国連邦アブダビ政府系のAbu Dhabi Investment Council(ADIC:アブダビ投資評議会)の子会社であるInvest AD(アブダビ投資会社)との間で、北・中央アフリカ6ヶ国(ナイジェリア、ガーナ、ケニア、エジプト、チュニジア、モロッコ)における有望な企業を投資対象とする、新たな投資ファンドを共同設立することで基本合意」したことを発表しました
前回のブログで述べた通り、この日私はサマーダボスに参加すべく天津にいたわけですが、Invest ADとは同日に発表することで約束をしており、彼らのホームページでも13日に発表されています
これで北アフリカについては決着がつきましたので、前回ブログでも述べた「地理的拡大」という意味で私どもに残された地域はインドネシアだけとなりました。

今回設立するファンド(出資約束金額1億米ドル:当社グループ及びInvest ADが夫々50%を出資予定)の投資対象はMENA(Middle East and North Africa)と呼ばれる中東・北アフリカ諸国になりますが、私どもとしてはそれらの国々が有する石油等の資源を押さえて行くことが今後非常に重要になってくると考えています。
それは以前のブログでご紹介した通り、世界人口が現在の約70億人から2050年には90億人を超えると予測されている以上、やはり様々な資源、食料等の確保が必須のテーマの一つとなるからです。
その意味で「食料不足や食料価格の高騰、あるいはエネルギーや資源等々、そういった様々なものの不足や高騰が考えられる時代においては、鉱物資源をはじめ様々な資源に恵まれており、色々な農作物の生産量において非常に大きな世界シェアを持っているブラジルという国との関係性」も大変重要になりますが、それについて私どもはブラジルの資産運用会社ジャーディム・ボタニコとのファンドで押さえて行くということになります。
このような地域における資源確保については今中国が頻りに試みており、私どもが上手く先に押さえることが出来れば、後から中国が提灯をつけてくれるということで、全ては中国と張り合いながら先手を打って行くという世界であります。
更に資源ビジネスということで言えば、金、ウラン、レアメタル等について非常に長けたドバイに拠点を置くビジネスグループと現在様々な話し合いをしていますが、この分野に関しては今後も積極的に取り組んで行かなければならないというように私は考えています。





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  1. 2050年ごろ、気がかりなのは地球温暖化により、農作物が作れる場所が限られてしまうことです。

    日本ですと名古屋から北でしか、米が作れなくなります。

    当然、ブラジルとかも更に暑くなり、作れる作物が限定されてしまうかも知れません。

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