北尾吉孝日記

この記事をシェアする

「ウォール・ストリート・ジャーナル日本版」に「20世紀的企業経営の終えん―求められる企業形態とは」という見出しの記事があり、「20世紀の企業」の「21世紀の新たな組織」への移行について述べられています。
ただ私に言わせれば、「求められる企業形態」を考察する上で本質的なことは、「20世紀的企業経営」がどうであるとか、「21世紀の新たな組織」が何であるかというようなことではないと思っています。

認識すべきは、一企業なり、あらゆるものを取り巻く変化というものが非常に早いスピードで起こる中で、その変化を未然に察知することが出来るかどうかであり、そしてそれに備えることが出来るかどうかであります。
また、大きく起こっている変化にどのように対応して行くのかという変化に対する対応能力も大変重要であり、勿論その対応能力も備えがあるから出来る部分もあるということです。

それに加えて、やはり経営者というものが傲慢になってはいけないというように思います。
即ち成功体験をベースにものを考え出すと、環境が激変しているにも拘らず、いつまでも同じようなやり方に固執して行くということがあるからです。
「成功体験などというものは一切語ることなし」を全てにおける基本とし、常に次を見据えて、今の環境の中でベストは何かというように探求し続ける姿勢でなくては駄目であろうと私は思います。

それ故、私はSBIホールディングス株式会社の経営理念に『セルフエボリューションの継続(経済環境の変化に柔軟に適応する組織を形成し、「創意工夫」と「自己改革」を組織のDNAとして組み込んだ自己進化していく企業であり続ける)』を入れているわけで、やはり「自己否定」、「自己変革」、そして「自己進化」というようなものを企業体質として持って行くことが非常に大事であると思っています。
従って、「求められる企業形態」の考え方としては、冒頭で述べた通り、20世紀であるからどうとか、21世紀であるからどうとか、そういった類の問題では基本的にはないというように私は考えています。




 

(任意/公開)
(任意/非公開)

  • 小
  • 中
  • 大



Copyright © SBI Holdings, inc. All rights reserved.