北尾吉孝日記

『カリスマ依存リスク』

2011年2月3日 13:34
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「ウォール・ストリート・ジャーナル日本版」にも「アップル・ジョブズ氏病気休養」というトピックスがありますが、本件を機に先月は所謂「カリスマ依存リスク」にフォーカスした報道が多数あったように思います(※1)。

当社に関して言えば、先月の当社決算説明会後に執筆されたMorgan Stanley MUFG Securities Co., Ltd.による「SBIホールディングス(8473)10年度3Q決算:投資判断はO/W継続。目標株価は13,000円→14,000円へ引上げる」と題されたレポートの中に以下の記述があります。

「リスクファクター
・外部から見た場合、経営の意思決定における北尾CEOへの依存度が非常に高く見えること。将来的に、健康問題、後継問題などが懸念視される可能性がある。」

上記記述についてコメントしますと、勿論経営の意思決定における私への依存度が高いことは事実でありますが、その一方で当社がいつもしてきていることというのは仕組みの差別化であって、組織上の優位性を徹底的に追求するシステムは既に全て出来上がっています。
勿論SBIレミット株式会社等新たにスタートしたものもありますが、基本的には組織的シナジーを追求する日本国内での金融生態系の構築は完了したと言えるような状況であり、今後は海外展開をどのように進めて行くのかという段階に入っているということです。
従って、そのような意味では私がCEOの職に留まろうが退こうが、もっと言えば私が生きていようが死んでしまおうが当社業績に対するネガティヴインパクトはそれ程大きくないというわけです。

また「後継問題などが懸念視される可能性がある」という指摘もありますが、私が一線から退くべきベストなタイミングで、天は私の後継者が必ず現れるようにしてくれるというように私は思っています。
正に人間は会うべきタイミングで会うべき人に必ず会うのです。森信三先生も述べておられるように全てこの世に起こることは絶対必然でありかつ絶対最善であるという「最善観」を私は信じています。

参考
※1:ジョブズCEO休養でアップル株急落、カリスマ依存リスク、日本企業にも。




 

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