北尾吉孝日記

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私は『SBIグループの歩みと2011年の展望』と題した2010年最後のブログで下記の通り述べました。

【2011年は私どもにとって大きな意味を持つ年になると考えていますが、私は2つの元年を迎える年になると言っています。
2つの元年が何かと言えば、一つは「バイオ元年」で、もう一つは「PTS元年」であります。
前者については、これまで長期に亘り投資をし続けてきたバイオ関連事業が本格的に花開いてくると考えており、その象徴となるのがSBIアラプロモ株式会社(以下、SBIアラプロモ)であると思っています。
SBIアラプロモとはコスモ石油株式会社が大量低コスト生産を可能としたALA(5-アミノレブリン酸の略称)という物質を有効成分とする医薬品、化粧品、健康食品の開発と販売促進を行うため2008年4月に設立した会社(2010年12月29日時点で当社グループが85%を所有)で、来年以降このSBIアラプロモを巡って様々な展開がなされて行くと私は考えています。】

早速昨日の日刊工業新聞に「東工大とSBIアラプロモ、アミノ酸飲むだけで検査可能ながん検診技術開発」というタイトルの記事が掲載されましたので下記ご紹介しておきます。

「東京工業大学の大倉一郎理事・副学長、小倉俊一郎特任准教授とSBIアラプロモ(東京都港区、河田聡史社長、03・6229・0095)は、初期がん組織に蓄積されて尿や血液に混じる蛍光物質を使った汎用的ながん検診技術を開発した。蛍光物質の原料になるアミノ酸を飲むだけで検査を受けられる。がん組織があるマウスの尿では、正常なマウスの40倍の強さの蛍光が確認できた。
ぼうこうがんや脳腫瘍のヒトに試したところ、がん検診への適用が見込める結果を得た。医師指導のもと、家庭のトイレで尿を目視で調べ、蛍光を確認したうえで臓器別の通常のがん検診に進むといった利用法が考えられる。
目印となる強い蛍光を出すのは、赤血球のヘモグロビンをつくるポルフィリン。正常な組織では代謝されてなくなるが、がん組織では代謝されず蓄積する。ポリフィリンの原料になる5-アミノレブリン酸(ALA=用語参照)を患者に投与し、体液に混入したポリフィリンが検出できるよう蛍光を強めた。
・・・蛍光検出器を使うか、より強く光らせて尿を目で確認するかなど、今後、検査システムの検討を進める。良性腫瘍でも光るため、診断基準の明確化にも取り組む。」

上記記事にもある通り、これまでの前立腺などの癌診断では「手間のかかる抗原抗体反応という現象を利用して調べるため大がかりな検査施設が必要」でした。
唯今後は、例えばアミノ酸を飲み自宅のトイレで尿を光らせるだけで癌かどうかを容易にチェック出来るようになるわけで、上記がん検診技術開発が大変画期的なものであることは言うまでもないでしょう。

今回このようなタイミングで皆様に「バイオ元年」の始まりをご報告出来たことを大変嬉しく思いますし、これからもエポックメーキングな成果を沢山ご報告出来ると考えていますので、今後とも是非SBIアラプロモにご期待ください。




 

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