北尾吉孝日記

この記事をシェアする

先週水曜日に「ロシアの商業銀行OBIBANKへの出資に関する最終合意のお知らせ」というプレスリリースを発表しました。
その中で下記の通りお伝えしましたが、私はロシアにおけるオンラインバンキング事業の将来展望は非常に明るいものと確信しています。

「1994年に設立されたOBIBANKは、現在、法人ならびに個人向けに様々な金融サービスを提供するユニバーサルバンクとしてモスクワを中心に事業を展開しておりますが、このたびの出資を機に、同社はオンラインバンキング・サービスの強化を予定しております。当社グループが日本で培ったオンラインバンキング事業のノウハウ等を活用することで、システムの安全性・安定性に優れ、より利便性の高いオンラインバンキング・サービスの提供が可能になると考えております。」

ロシアという国における所謂インターネットインフラ、あるいは携帯電話を通じた通信環境というのは、活発なオンラインバンキングが出来るような段階にもう十分に達しています。
そのような状況ですから、我々としては上記分野に焦点を絞って、ロシアにおける事業を急速に拡大して行きたいと思っています。

これまでの我々の外銀への出資ということで言うと、カンボジアでは韓国の現代スイスグループと共同でPhnom Penh Commercial Bankを新規に設立しましたし(出資比率:40%)、あるいはベトナムでは2009年8月にTien Phong Bankに対し20%の出資を行いました。
更には直近のインフォメーションミーティングでも述べた通り、出資比率を8.85%まで少し減らしたCommercial Bank of Ceylon(スリランカ第1位の民間商業銀行)、あるいはHatton National Bank(スリランカ第2位の民間商業銀行)に対しても今年2月に2%の出資を行っています。
何故我々がそのような所にどんどん出資をしているのかと言えば、こうした国々の発展段階が今後進んで行くに従って、何れ銀行業の位置付けというのが時価総額的にも非常に大きなものになって行くであろうという思いを持っているからです。
我々は未だネットインフラや通信環境が不十分な国においてはリアルの世界から投資を始め、そしてそれが着実に整備されて行くのに合わせて、我々もネットの世界に移行して行くというやり方をとっています。
即ち、その国のネットインフラや通信環境の発展段階に応じて我々も様々な形で事業を進めているというわけです。
何れにせよ、究極的にはオンラインバンキング事業を展開して行くというのが時代の潮流、the trend of timesに乗っているということになるのだと私は強く確信しています(参考:『2011年度入社式訓示』)。




 

(任意/公開)
(任意/非公開)

  • 小
  • 中
  • 大



Copyright © SBI Holdings, inc. All rights reserved.