北尾吉孝日記

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今月2日に菅内閣不信任決議案が否決された後、各種メディアにおいて「次の総理に相応しいのは誰か」という世論調査結果が公表されました。
その結果を見ますと、石破茂氏(自民党)、前原誠司氏(民主党)、枝野幸男氏(民主党)、小沢一郎氏(民主党)、岡田克也氏(民主党)等々の名前が上位で挙がっていましたが、私は消去法的に見ても財務大臣の野田佳彦氏が次の総理に就任する可能性が極めて高いのではないかと思っています(※1)。
仮に野田氏が就任するとなった場合、まず取り組まねばならないと思うのは、野田政権における重要な仕事を若い人にどんどん任せて行くということです。
例えば、以前もブログで挙げた細野豪志氏や長島昭久氏といった人達は要職に就かせ得る人物であると私は捉えています。
日本の危機的状況を考えるならば、そのような若手達に思い切って権限を与え、大きな仕事をさせて行くべきではないかと思うのです。
そして、今最も大事なことは一刻も早く菅氏に総理の座から退いて貰うことであり、民主党として一致団結して取り組んで行くべきことであるのは言うまでもありません。
更に言えば、嘗て「モラトリアム」発言で物議を醸した国民新党の亀井静香氏が昨今再び余計な言動を繰り返しているわけですが、片や大連立が叫ばれる中、民主党として衆参合わせて6議席しかないような政党と今後も連立を組んで行くことにどれ程の意味があるのでしょうか。
何時までも亀井氏のような人間を相手にしていても殆ど意味のないことですから、国民新党との関係は一切断ち切り、その弊害を取り払うべきだと思います。
そして、新しい民主党というものを若手中心に立ち上げて行くということこそが、今一番大事なことではないかと強く感じています。
その組閣に際しては何年生議員云々といったような期数主義的な考え方は排除し、当選回数などというのは全く度外視して掛かるべきでしょう。
能力・人物本位で若手中心の内閣を形成することが、民主党に大きな変化を齎して行く第一歩になると確信しています。
そしてまたもう一つ重要になるのは、何時までも自民党に押し切られるというのではなく、あの2年前の夏、国民が民主党に対して何を期待したのかというその原点に立ち返って、もう一度再出発を図って行かねばならないということです(参考:『選挙結果に関する所感と民主党政権に期待すること』)。
民主党議員の皆さんには、戦後長期に亘り続いてきた自民党に根ざす政官財及びマスコミといったものの癒着構造を何としても叩き潰して貰いたく、そうした気概を持って次の一歩を踏み出していただきたいと心から思っています。

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参考:
※1:「ポスト菅」若返りなら野田氏、大連立なら仙谷氏有力か




 

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