北尾吉孝日記

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野田内閣はTPP(環太平洋経済連携協定)のみならず、あれだけ大上段に振りかざした消費税増税においても、何の成果も残せずに終焉を迎えようとしているような状況になってきています(※1)。
そういう中でこれから後、政界においては猛暑の中での「7月解散・8月総選挙」という事態が起こり得るのではないかと私は想定しています。
「消費増税を柱とする社会保障と税の一体改革をめぐる衆院特別委員会での与野党論戦」が昨日から始まったわけですが、恐らく野田内閣は自民党案を丸呑みする形で消費税増税法案を何とか通し、所謂「話し合い解散」に持ち込むのではないかというふうに見ています(※2)。
こうした状況における私の一つの関心事は、「大阪維新の会」を率いる橋下徹氏がどう動いて行くのか、そしてまたその中で小沢一郎氏が如何なる動きを見せるのかというところです。
橋下氏自身も次期選挙において「大阪維新の会」が国民の大勢の支持を得て、あわよくば200議席超えもあり得るというふうに、タイミングとして今は良いと踏んでいるのではないかと思われます。
そして少なくとも国会議員として経験を積んだ「小沢チルドレン」等と組んで行く方が、橋下氏にとっても経験ゼロの人間達と動いて行くよりもある意味良い部分があるのではないかと思います(※1)。
そういう中で小沢・橋下の連携という展開もあり得るかもしれませんが、小沢氏も今まで民主党というものに拘ってある意味大変な徒労に終わったわけですから、そうしたものに乗っかってもう一勝負すべき時ではないかというふうに私は考えています(※1)。
小沢氏と橋下氏のある意味での共通項は本ブログでも指摘し続けてきた政官財癒着の社会経済システムを抜本的に刷新するということであり、その共通項こそが将来日本に発展を齎す上で私は最も大事なものであるというように認識しています(※3)。
小沢一郎という人物は1993年8月に誕生した細川護煕内閣、そして2009年9月誕生の鳩山由紀夫内閣とある意味2度の政権交代を成し遂げてきたわけですから、その政治手腕と橋下氏の斬新さを合わせて三度目の正直でもう一度新政権創成に動く可能性もあるのではないかというふうに思うのです(※3)。
先にも述べたように今後「話し合い解散」に持ち込まれ「7月解散・8月総選挙」の可能性が結構高いのではないかという予感がしていますが、新聞・テレビ等を見ての直感的なものであり大きく外すようなことがあれば御免なさい。

参考
※1:2012年5月7日北尾吉孝日記『今後の政局と消費増税・TPP
※2:2012年5月22日日本経済新聞「自民、対案丸のみ迫る 一体改革巡る衆院特別委で与野党論戦
※3:2012年1月26日北尾吉孝日記『小沢一郎と橋下徹




 

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