北尾吉孝日記

『「橋下vs朝日」について』

2012年10月23日 15:25
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『週刊朝日』の連載記事「ハシシタ 救世主か衆愚の王か」を巡り、橋下徹氏は血脈主義に対するある意味での批判として敢然と立ち向かったわけですが、朝日新聞社も含め「謝罪」しているものを余りにも本件に粘着し過ぎるというのはちょっとしんどいように思います(※1/※2/※3/※4)。
私は橋下氏をフォローし彼のtweetを日々目にしていますが、これでもかという程に当該問題だけに焦点を当てた最近のtweetを見るにつけ、「日本維新の会」を立ち上げた彼が今取り組むべき最大の仕事とは、これから始まろうという国政選挙を如何に戦って行くかというところではないのかと感じています。
『週刊朝日』の「低俗」な連載記事で何を書かれようが、国民の多くにとっては大したことでないと言えば大したことではありませんし、「北尾さんには他人事だから…」と言う人もいるかもしれませんが、私自身も某経済誌によって事実無根の誹謗中傷記事の掲載が繰り返される中、司直の手に委ね法的措置を採るということで淡々と対応しています(※5/※6/※7)。
『論語』の「憲問第十四の三十六」にも「直(なお)きを以て怨みに報い、徳を以て徳に報ゆ(公正公平をもって怨みに報い、恩徳によって恩徳に報いるべきです)」という言葉がありますが、自らがきちっとした形をとっているにも拘らず、ある事柄で人から怨まれたり、悪意を持って攻撃されるといった状況が生じた場合には、公平公正に対応すべしというのが孔子の基本的な考え方です(※6)。
ですから、橋下氏の言われていることも十分に分かりますが、こうした事柄に今後も大変なエネルギーを割き続けることは余りにも時間が勿体ないわけで、そろそろ司直の手に委ね法的措置を講じるということで良いのではないかと、私は実は思っています。
所謂「慰安婦問題」をあれだけ報じてきた朝日が、人道主義者の立場に立っているとするならば本件は一体どういうことかと呆れ果てざるを得ないわけです。良識ある普通の人間は誰しもが朝日の今回の問題を認識しており、今見られるような形で橋下氏が更なる働き掛けを行う必要性は最早ないという感がしています。
それよりも私が彼から聞きたいことは、「21世紀日本は一体どう在るべきと考え、どのように今後の日本の舵取りを行おうとしているのか」とか、あるいは「如何なる形で我々国民がもう一度誇りを持ち、そして気概を持って生きて行ける日本にして行くのか」といったものであり、それこそが正に今彼が果たすべきメイン・サブジェクトではないかと私は考えています。

参考
※1:2012年10月17日Yomiuri Online「橋下氏、朝日新聞の取材拒否へ…週刊誌連載巡り
※2:朝日新聞出版『週刊朝日10月26日号の橋下徹・大阪市長に関する記事についての「おわび」
※3:2012年10月19日MSN産経ニュース『朝日新聞も謝罪「深刻に受け止めている」
※4:2012年10月22日毎日jp『橋下市長:週刊朝日は「謝り方も知らない鬼畜集団」
※5:2012年10月18日MSN産経west『「書き方も低俗だ」北口末広近畿大教授
※6:2012年3月29日北尾吉孝日記「『論語』と私
※7:2012年8月31日SBIホールディングス株式会社プレスリリース「訴訟の提起に関するお知らせ




 

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