北尾吉孝日記

『ミドリムシの将来性』

2012年11月26日 19:15
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先週月曜日、私は「二酸化炭素を食べる虫 ミドリムシの恐るべき潜在パワー」という日経新聞記事をリツイートしましたが、来月20日に東証マザーズ上場予定の株式会社ユーグレナ(以下、ユーグレナ)に対しては(※1)、実は私どももその将来性に着目しファンドを通じて投資をしています(参考…第2位株主-ジャパン・スプレッド・パートナーズⅢ 投資事業有限責任組合:所有比率16.32%)。
ミドリムシのような単細胞生物というのは簡単に培養出来そうにも思われますが、実際は出雲社長が言うように「バクテリアやプランクトンなどの天敵も多く、クリーンルーム以外では人工培養が難しかった」わけで、此の大量培養に成功したのがユーグレナでありました(※2)。
上記記事では地球温暖化防止を主眼として論じられていますが、此のミドリムシというのはエネルギーから派生するような環境問題の改善に加え、食料問題をも解決し得る一つの方法になるかもしれないという説まであって、中々面白いプロダクトではないかと思い投資を行ったということです(参考…ユーグレナHP「さようなら、食料問題。」)。
そして、ミドリムシは細胞内に「葉緑体を持ち、CO2を取り込んで光合成」を行っていますから、葉緑体を活性化し光合成を促進して生長増進効果があると言われる「ALA(5-アミノレブリン酸の略称)」を使えば、もっと効率良く収量を増やし得るのではないかという提案を私は出雲社長にしています(※3)。

参考
※1:2012年11月19日ロイター「新規上場企業の横顔:ユーグレナ(12月20日マザーズ上場)
※2:2012年11月19日日本経済新聞「二酸化炭素を食べる虫 ミドリムシの恐るべき潜在パワー
※3:2012年10月9日北尾吉孝日記『山中伸弥教授の快挙を受けて





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  1. ミドリ虫て単細胞との記載から察するに藻の一種かな。光が必要と思われる。
    本件とは別だが石油状の物質を生産する微生物が報告されている。これはその石油の原料である
    Cが大量に必要だろうが排水処理場でなら得られるだろう。

    がしかし、その微生物が必要とする分子状の形状の原料の適切な濃度での大量供給がスムースにできる可能性に問題があるように思っていた。

    私が懸念するoil産出微生物の原料C供給源をこのミドリ虫(虫でなく単細胞微生物の藻?)を
    当てることができそうである。
    シンプルにはoil(炭化水素産出微生物を火力発電所で燃やすこともできるだろう。

    さて藻の光合成作用で水素の発生能力を持つ種が報告されているが
    ミドリ虫にそのような能力があれば最高の燃焼エネルギーが直接得られるし
    適切に利用すれば原油状(炭化水素:CmHn)産物の水素比率向上処理原料ににもなるかも。
    ガソリンを作るとか。

    雑談的なコメントです、論点のマス知識の刺激剤になるかな

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