北尾吉孝日記

『良い贈り物とは』

2013年4月24日 9:11
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財政事情が紛糾した時に、藩政の大改革を実現した人物として有名な米沢藩主の上杉鷹山公は、「物を贈るには薄くして誠あるを要す。物厚くして誠なきは人に接する道にあらず」と述べたと言われています(※1/※2)。
つまり、「人に物を贈るのには、安い品物でも本人の誠心を込めるべきだ。高い品物でも贈る人間の誠意がまったくなければそれは礼儀にかなった道とはいえない」ということですが、私が人に物を贈る場合は、相手の状況を斟酌した贈り物となるよう気を付けています(※2)。
例えば食べ物を贈るという場合、自分が食べて「美味しいなぁ」と思った物しか贈らず、不味いと感じた物は一切贈りませんし、相手の好みについても考慮します。
また食べ物以外の場合はと言うと、例えば誰かに出産の御祝いをしたいという時は、率直に「何が必要ですか?」というふうに可能であれば聞きますし、そうでなければ手っ取り早く商品券かカタログギフトを贈ります。
と言いますのも、何らかのおめでたで人から物を貰うといった場合、重なるということが結構あって、貰った方からすれば「またか・・・困ったなぁ」という話にもなってしまう恐れがあるからです。
子供などに物を贈る場合は大概お金が一番喜ばれるのですが(笑)、要するに人に物を贈る時に大事なのは、自分の趣味嗜好と相手の趣味嗜好が同じものだと考えない、ということではないかと思います。
贈る方からすれば、相手に美味しく食べて貰えるとか、実用的に使って貰えるといった状況が最も望ましいわけですから、そういうふうに相手の状況を斟酌した贈り物となるよう気を配った方が良いと私は考えています。

参考
※1:2012年6月12日北尾吉孝日記『山田方谷に学ぶ財政改革の在り方
※2:Google ブックス「人生に役立つ! 偉人・名将の言葉




 

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