北尾吉孝日記

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これまで当ブログにおいても『偉大なるかな稲盛和夫』や『稲盛和夫さん講演会雑感』等々で、稲盛さんが如何に偉大であるかということを論じてきましたが、その稲盛さんが述べたとされる言葉がネット上でも多数名言として紹介されています。
その一つに「バカな奴は単純なことを複雑に考える。普通の奴は複雑なことを複雑に考える。賢い奴は複雑なことを単純に考える」というものがありますが、此の「複雑なことを単純に考える」というのは一体如何なることかについて、以下簡潔に私見を申し上げたいと思います(※1)。
ここで稲盛さんが言われている真意とは、恐らく「賢い奴は複雑なことを単純に考える」というような文面通りの意味ではなく、「賢い奴は複雑なことのポイントが直感的に分かる」ということだと私は捉えています。
例えば、ぐたぐたと説明し続けて結局のところ何が言いたいか分からないという人がいますが、こういう人はある物事に関して一体何が重要で何処が一番ポイントなのかを抑え得ないからこそ、何時まで経ってもそうした話しか出来ないのだろうと思います。
直観ということについては、嘗て『直観力を高める』や『直観力と古典』等で詳述したこともありますが、何れにしても賢い人というのは「複雑なことを単純に考える」というよりも、物事のポイントが何かということが直感的に分かり、そして先ずはそのポイントについて如何なるものかというふうに考えて行く人を言うのであろうと思っています。

参考
※1:名言ソーシャルネットワークFesh「稲盛和夫の名言集




 

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