『論語』の中に、「仁を為さんことを問う…仁者になるにはどうしたらよいか尋ねた」弟子の子貢(しこう)に対し、孔子が「工、其の事を善くせんと欲すれば、必ず先ず其の器(き)を利(と)くす。是(こ)の邦(くに...
『論語』の中に、「仁を為さんことを問う…仁者になるにはどうしたらよいか尋ねた」弟子の子貢(しこう)に対し、孔子が「工、其の事を善くせんと欲すれば、必ず先ず其の器(き)を利(と)くす。是(こ)の邦(くに...
『論語』の「為政第二の六」に、「父母(ふぼ)には唯(ただ)其の疾(やまい)をこれ憂(うれ)えしめよ…子は、病気になって両親に心配をかけることがないようにすることこそ孝行というものだよ」という孔子の言が...
定期購読誌『いきいき』(14年7月号)のある記事に、「思考がもたらすものは、善悪を区別する能力であり、美醜を見分ける力です。私が望むのは、考えることで人間が強くなることです」というハンナ・アーレントの...
日本マクドナルドの創業者・藤田田さんは、「人間は歴史の流れから判断しなければいけない。要するに自分はどういう歴史の上を走っているか、物ごとを歴史的にとらえることが重要だ。仕事を計画した時もそのプランの...
いま日本では「一千万人鬱病時代」と言われています。私も鬱病の人と御目に掛かることが非常に多くなってきています。 上司から少し怒られたとか取引先との間で少し揉めたといった理由、あるいは新しい部署に移っ...
08年より森記念財団都市戦略研究所が毎年更新している「世界の都市総合力ランキング」(Global Power City Index, GPCI)ですが、本年も先月9日発表され「東京は昨年に引き続き総合...
月刊誌『教育再生』第77号にある連載記事「めざせ“マナー美人”lesson19」の中で、筆者は「メリハリ、すなわち“節目”を意識することは、所作だけにとどまらず生き残る姿勢や暮らし方においても、日本人...
『言志四録』の第二十六条に、「立志は高明(こうめい)を要し、著力(ちゃくりょく)は切実を要し、工夫は精密を要し、期望は遠大を要す…志を立てるには、高い見識と知恵があることが必要だし、実際に努力するとき...
『幸福論』で知られるフランスの哲学者・アラン(1868年-1951年)は、「悲観主義は気分によるものであり、楽観主義は意志によるものである」と言っています。 此の言葉を以て、「悲観主義のほうが知性的...
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