北尾吉孝日記

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御承知の通り、昨日投開票された大阪市長選では橋下徹氏が再選を果たしたものの、「投票率は23.59%で、2011年11月の前回60.92%から大幅に落ち込み、過去最低だった1995年12月の28.45%を下回」りました。
しかも、「橋下氏の得票率は87%に達したが、得票数は前回(約75万票)の約5割にとどまった。無効票は、同市長選で記録が残る51年以降では最多の6万7506票(うち白票4万5098票)で、投票総数に対する割合は13.53%と、前回(0.69%)を大きく上回」るというものでした。
先月18日にも『「大阪出直し選」に大義なし』というブログを書きましたが、上記した状況を一つ見ても正に今回の選挙には大義がなかった、ということが証明されたのだろうと思います。
大阪市民のうち圧倒的多数の有権者が投票所に行き有効票を投じて初めて、橋下氏が意欲を見せる「大阪都構想」の具現化に足を引っ張る政党や議員等に物申せるわけであって、そういう意味で今回の結果を以てしては逆効果と言わざるを得ません。
主な政党からの対立候補もなく、これだけの費用をかけることは無駄以外の何ものでもないと上記ブログでも指摘しましたが、結局今回多額の税金を投入して橋下氏は一体何をしたかったのかと思うわけです。
そもそも都構想自体で言ってみても、大阪経済の地盤沈下が叫ばれて久しい中、此の構想により大阪が嘗ての活気を今一度取り戻し得るか、という部分が如何に理由付けされるのかを理解している市民は殆どいないと思われますし、私自身彼らが発する情報を見ていても実際のところよく分かりません。
今回の結果を受け、日本維新の会共同代表の石原慎太郎氏にまで「橋下氏、壮絶に空振っちゃった」や「都構想、ぴんとこないね」等と言われているようですが、今回の選挙が齎したのはその殆どがマイナス効果だけであり、維新の会の前途にとってもプラスに働かないものだったという総括が適当ではないかと思う次第です。




 

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