北尾吉孝日記

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『経済界』のサイトに、「質問には一挙両得の力がある。情報収集と相手からの好意だ」(14年4月22日)という記事があり、その中で筆者は「質問は大事だ。私は今までの経験で、経営者でも営業マンでも行き詰まる人というのは、人に質問しない人であることを知っている」と主張しています。
以下この質問ということに関して私見を申し上げたいと思いますが、例えば当ブログでも前々から指摘し続けているように、Jewishというのは人材開発にある意味非常に力を入れてきた民族です。
彼らは様々な分野で一芸に秀でた天才を養成すべく、個々人の「才」を極めるというところに重点を置いた英才教育をやってきており、子供たちそれぞれの才能を早期に見極め、その才能に特化した教育を徹底的に行っています。
世界人口の0.2%、米国人口の2.0%を構成するに過ぎないJewishの人類に対する貢献を考えてみても、実は彼らが「ノーベル賞受賞者の二十二パーセントを占め、数学のノーベル賞といわれるフィールズ賞の二〇パーセントを占め、(中略)さらにアカデミー賞最優秀監督賞の三十八パーセント」を占めるといった具合です。
従ってそういう意味では、我々人類における科学も含めた学術や文化等々の発展に様々貢献してきているのが此のJewishと言えましょうが、Jewishというのは事ある毎に「Why?」と物凄く言う連中で私の実体験からもそういうふうに感じます。
此の質問をする・何故と問うというのは考えているからこそのことであり、それはイコール分かろうとしているということであって、分かること・分からないことの区別が付くということであります。
実際この現実社会を見ると、分かっている人と思われる人が実は分かっていない人だというケースが結構あって、結局それが何処に表れてくるかと言えば、その人自身が分からない事柄が何であるかが分からないが故、人に質問できないという点においてです。
逆に質問が出来るという人は、何が分かっていて何が分かっていないかが頭の中で峻別されているということで、私にとってはそこが非常に興味深く大変面白く感じる部分であります。




 

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