北尾吉孝日記

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今月『18日、東京都議会の一般質問中、塩村あやか議員(みんなの党)に対して「そんなことを言う前に、おまえが早く結婚しないのかっ!!」などのヤジが飛んだという』、所謂「都議会セクハラヤジ問題」を巡っては、ネット上でもBLOGOS等で様々な議論が見られます。
本件に関して私の立場を一言だけ述べておきますと、率直に申し上げればあのセクハラヤジがどうこうといったことの前に、ヤジというもの自体とりわけ下卑たヤジというのは本当にくだらないものだと思っています。
まともな人間しかも社会的地位のある議員たるものが、下卑たヤジを飛ばすというのは如何なものかと思われ、それはセクハラどうこうといった話ではなく、人間としてどうかという問題です。
主張したい何かがあるならば、国会議員として県会議員として或いは市会議員として、堂々とその議論を戦わせれば良いわけで、下卑たヤジを飛ばすというのは実に洗練されておらず極めて子供じみています。
昨今報道されているような、「結婚すればいいじゃないか」とか「がんばれよ」「動揺しちゃったじゃないか」といった類のヤジも、余りにもくだらな過ぎていて呆れ果ててものも言えません。もう少し品格を磨かれたらと思います。
今回の問題に対しては欧米メディアでも、「性差別的な暴言」や「セクハラ発言の集中砲火」あるいは「小学生でさえ誤っていると分かる、時代錯誤の中傷」といった報道がなされ、批判が噴出するような状況でした。
ある程度の地位にある人が下卑たヤジを飛ばした結果、欧米の新聞までがそれを記事化し、そしてある意味日本人を嘲笑しているということに繋がるわけで、日本人としても非常に恥ずかしく思いました(欧米でも議場でヤジは飛んでいるのでしょうが…)。
尤も、ウィットに富んで皆の笑いをそそり、言われた本人もある意味笑ってしまうような発言は時として必要であって、その一語で議場の雰囲気を一変させるようなものはそれはそれで良いのだろうとも思います。




 

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