北尾吉孝日記

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BLOGOSに先週金曜日、「人類滅亡、12のシナリオ-オックスフォード大学等の公表したレポートより – 安井 義浩」というニッセイ基礎研究所の記事がありました。そこでは、A.「現在進行中のリスク」として1.極端な気候変化、2.核戦争、3.世界規模のパンデミック、4.生態系の崩壊、5.国際的なシステムの崩壊、B.「外因的なリスク」として6.巨大隕石の衝突、7.大規模な火山噴火、C.「新たなリスク」として8.合成生物学、9.ナノテクノロジー、10.人工知能、11.その他の全く未知の可能性、D.「国際政治のリスク」として12.政治の失敗による国際的影響、が「文明を脅かす12のリスク…12 Risks That Threaten Human Civilisation」とされており、以下これらに触れる形で私が思うところを簡潔に申し上げたいと思います。
先ず、日本人の誰もが気付いているであろうリスクは、例えば日本が今段々と亜熱帯化しているのではないかということです。「異例の5月台風」が本土に接近するとか、ある地域で集中的にスコールの如く雨が降るとか、猛暑日が記録的に長く続くとかと、完全に気候変化が可笑しくなっているような気がします。之がCO2に因る問題あるいは「太陽黒点説」という説もあります。更に「恐竜の絶滅以来の第6の大絶滅時代」にあるとも言う人もいて、上記した極端な気候変化という部分で私は不安に思う部分があります。
また、昨年よりの「西アフリカエボラ出血熱流行」だけではありませんが、それ以前に世界的大問題となった「SARS…重症急性呼吸器症候群」あるいは「鳥インフルエンザ」等々の病気が我々の身近な記憶に残っており、世界規模のパンデミックも私は非常に憂慮しています。結局こうした脅威に対しては人間が持っている本来の免疫力を高めて行かねばならないわけで、此の部分で我々のALA(5-アミノレブリン酸)が何某かの貢献が出来るのではと考えています。世界人類の健康維持・増進に直接貢献できる可能性があると思い、私は此のALA事業に一生懸命に挑んでいます。
更に、大規模な火山噴火あるいは巨大地震のリスクで言えば、御承知のように昨今ネパールの地で巨大地震が発生しました。我が国に限って見ても、死傷者を多数出した昨年9月の御嶽山噴火そして今「箱根山火山活動」で大分騒ぎ出されるようなっており、更に阪神・淡路大震災(1995年)からあの3.11(2011年)そして次の大地震発生のリスクが、関東を中心とする各地域において懸念されるような状況です。地震エネルギーの蓄積というのは大体80年から100年位の間に出て来る可能性があると捉えなくてはならず、1923年9月に起こった関東大震災から見るにエネルギーがかなり溜まっているのではと心配しています。
最後に2点だけ、政治の失敗による国際的影響(及び核戦争)という意味で注視されて行くべきは、第一に昨年6月末より国家樹立宣言をし世界にその勢力拡大を図る「イスラム国」(スンニ派過激派組織)の各種テロリズム事案等の動向、そしてまた、アフガニスタン・イラン・イラクあるいはシリア・イエメン等々と此のイスラミックの国々で起こっている戦争です。之は、先月のブログでも『将来起こり得る世界のビックイベント』の一つに関連させたものですが、此の地政学的リスクを含んだイスラム諸国の動向次第で世界にどういうリパーカッションが起こって行くのか、私は非常に危惧しています。
そして、第二には先日も述べた不安定化する北朝鮮が挙げられ、最近も「玄永哲(ヒョンヨンチョル)・人民武力相(国防相)が処刑されたとの情報が5月中旬、韓国の情報機関、国家情報院によって公表された」一方で、その後「一部では玄永哲の姿が北朝鮮のテレビ映像物に依然として出てくるという点」が指摘されています。此の実際が如何なるものか私には知る由もありませんが、唯一つ言い得るのは金日成⇒金正日⇒金正恩と三代続く彼の国は言わば「売り家」であるということです。共産主義国としての東欧諸国が崩壊に至るまで大体70年掛かりましたが、その観点から言うと「朝鮮戦争休戦協定」締結より60年超が経過しています。物事の移り変わりというものは大体60年から70年となっており、内部崩壊の形で民衆割拠に因るものか、はたまた軍事的衝突に因るものかは分かりかねますが、上記東欧諸国の如く近い将来この北朝鮮も崩壊して行くことになるでしょう。そうした現下の局面にあって世界そして日本は、国家統治能力のない子供のような金正恩を指導者とする此の核保有国が、今後如何なる展開を見せるかを注視しどう処して行くべきかを考える必要に迫られています。例えば本日のNHK「NEWS WEB」記事にも、「北朝鮮は弾道ミサイルを水中の潜水艦から発射する実験に成功したと主張するなど、今月に入ってミサイル開発の進展を強調して」いるとありましたが、此の恐ろしい国家の暴発に対し不安に駆られる部分があります。




 

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