北尾吉孝日記

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私はウォーレン・バフェット名言Bot (@Buffet_Meigen)さんをフォローしそのツイートを日々目にしていますが、株式投資あるいは銘柄選択に関するその考え方につき全くその通りだと思うことが殆どです。
では何故そう思うのかと考えてみるに、私は経営者として日々私自身が創り上げてきた事業を今後どうやって伸ばして行くか、如何にしてコンペティターに勝って行くかといった類ばかりを考え続けています。
他方、バフェットの場合は夫々の時代の変化をある意味先取りし、また時代の変化の本質を確実に捉えながら、常にそうした「長期的に伸びると予想している企業」に対し運用を続けています。
例えば彼の言葉の一つに、「バークシャーはコカ・コーラやジレットの株主ですが、私たちはパートナーとして認識しています。投資に関する成功は、毎月の株価変動ではなく、長期的な成長で考えています」というのがあります。
バフェットにとって「今日や明日、来月に株価が上がろうが下がろうが、どうでもいい」で、「短期的な株価変動は、魅力的な価格で株を買い増せる以外に意味のないもの」です。
一つの投資哲学の下、彼自身が信じられる会社をずっと探し続けて買い続け、そしてそれを持ち続けるということをやってきている人ですから、その考え方が丸で一緒だというふうに思うのではと感じます。
更に言うと、投資の世界で私が非常に立派だと思うのは、此のバフェットと共に60年代マンハッタンファンドを作ったジェリー・サイという人です。
彼については8年程前「200億円稼いだジェイコム男 B・N・F」さんとの対談でも触れましたが、当時未だ新興企業だったゼロックスやIBMあるいはポラロイド等を次々に買いまくり一世を風靡した男です。
ジェリー・サイの場合その後、生保会社を買収し投資家として大成功を収めて行くわけですが、相場で儲けて事業を買い、その事業を育て上げてまた儲けてきた彼はもう此の世にはいません。
嘗て当ブログで「長期投資と短期投資について」(07年6月11日)指摘した通り、投資期間を考えるにそれは、「資金的余裕があるか」「経済情勢がマクロやセミマクロの視点からみて安定しているのか」「事業内容や経営者を見て、企業の成長性があるか」等に拠って判断する必要がありましょう。
その結果長期保有できる株であれば、長期の方がパフォーマンスは高くなり得ると思われますし、またある会社の事業や将来性に賭けるという意味での投資であれば、やはり必然的に長期にならざるを得ないと思います。
私自身、自分で見てこれと思った会社の株を早々に売ろうとは考えません。そこに夢がありビジョンが鮮明に描かれていて、その成長可能性に対し揺るぎない自信があるならば、長期投資に越したことはないものと思います。




 

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