北尾吉孝日記

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先ほど発表した通り、当社はモンゴルのチュロート(CHULUUT)鉱区におけるウラン採掘プロジェクト(以下、チュロート採掘プロジェクト)への参画を目的として、モンゴル資源開発会社ライブ・エナジー・グループ(英文社名:Live Energy Group LLC、以下、LEG社)への出資に関する覚書を締結しました。

今朝ツイッターでもつぶやきましたが、モンゴルの総人口は高々3,041,142人(2009年7月現在)ではありますが、その面積は日本の4倍以上もあり(モンゴル:1,564,116平方km、日本:377,915平方km)、草原の下には膨大な未開の鉱物資源が眠っています。

今回LEG社と手を組むことになったわけですが、LEG社は完全子会社のMIZU LLCを通じた年間百万トンの生産量を誇るセメント工場の建設プロジェクト等、様々な鉱物資源関連プロジェクト(CEMENT PLANT、COPPER SMELTING PLANT、COAL TO GASOLINE PLANT、FLUORITE MINING、POWER PLANT等)を展開する様々な子会社(MIZU LLC、COPPER MONGOLIA HOLDING COMPANY、SHINE SHIVEE LLC、MJGT Inc、SODGAZAR LLC、ELSEREINE MONGOLIA LLC)を持つホールディングカンパニーです。

チュロート鉱区については旧ソビエト連邦により既に検査済みで、非常にポジティブであるというように評価されており、大量のウランがあることはほぼ確実視されています。当社は今回LEG社の発行済株式総数の20%を取得するわけですが、チュロート採掘プロジェクトの事業性が確認された場合、チュロート鉱区権益の20%にスイッチ出来るオプションも持っています。LEG社による現在までの調査では、この権益の対象鉱区には3万2~5千トンのウランが埋蔵されており、その総価値は約3.6億米ドルと推定されています。

2050年には世界人口が90億人を超えると予測されており(現在は約70億人)、更にBRICs、そしてVISTAが着実に経済発展を遂げて行こうとしている中で、資源と食料は必ず枯渇して行くことになるでしょう。このような将来動向を洞察し、私としては将来的に「(仮称)SBIナチュラル・リソーシズ株式会社(以下、SBIナチュラル・リソーシズ)」をSBIグループの中に設立しようと思っていますが、今回の出資はその布石として行ったものです。また食料に関しては、以前ブログで書いた通り、既にブラジル(2007年度生産量:コーヒー、オレンジ、さとうきび等9品目で世界第1位、大豆、牛肉等6品目で世界第2位、とうもろこし等7品目で世界第3位)における様々な主要企業との提携関係を結ぶべく動いており、こちらもまた発表できる機会があると確信しています。

上述食料などの天然資源への取り組みはインフレヘッジ、為替ヘッジ、そして将来的な人口増加による絶対的実需の増大、CO2の削減(例えば原子力発電のウエイトの増大)ということを鑑みれば、非常に有望であることは明らかでしょう。私はそれ程遠くない将来にSBIナチュラル・リソーシズを設立し、そこで資源関連のファンドを作る等により、この分野における事業展開を推し進めて行きたいと思っています。




 

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