北尾吉孝日記

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先日ブログでご紹介した通り、今週私は月曜日から天津で開催されていたサマーダボスに参加し、一昨日帰国しました。

サマーダボスは冬のダボスとは違って、中国の大連や天津、マレーシアのクアラルンプールといったアジア地域でこれまで開かれており、アジアの様々な地域からCEOの参加が多数あります。
以前ブログで「これだけのグループを抱え、時々刻々判断をしなければならない立場としては、招待された会議で費やす時間について考えますと、それら全てに参加するわけにはいきません」と述べましたが、その中でなぜ私がサマーダボスに参加したのかと言えば、その最大の目的はそこで中国やインド、その他の新興国出身のCEOと会い、具体的なビジネスの機会に結び付けることが出来ればと考えていたからです。

その意味では今回の会議への参加により、インドのある大手企業とジョイントベンチャー設立に向けた話を進められる可能性が出来たことは大きな収穫の一つでした。
私はその場でインドでも有数の財閥グループの総帥と話したわけですが、彼とは非常に馬が合い、また私どものビジネスを非常に評価してくれました。
また彼らのビジネスについても一通り話を受けましたが、手を繋ぐメリットは十分にあるというように私は判断しており、早速10月中に私自身がインドのこの企業を訪問する予定ですし、先方からもデリゲーションが日本に派遣されることになっています。

私どものインドビジネスについて更に言えば、既に2、3社と話を進めており、その内の1つは別のジョイントベンチャーで大規模なデリゲーションを我々のところに派遣することになっています。
また先日のブログで述べた「地理的拡大」という意味で私どもにとって残された地域であるインドネシアについても順調に話が進んでおります。このような意味では今後もサマーダボスのようなイベントも上手に利用すれば、それなりのメリットがあるというように私は思っています。

また今回のサマーダボスでは、小生はGlobal Growth Company(GGC)Partnersのアドバイザリーボードの一員として、今後の活動の提言も頼まれての参加でした。
更に今回温家宝首相のプライベートミーティングとパブリックミーティングの両方に出席する機会を得たわけですが、彼は思っていた通り中々の人物であるという印象を受けました。
様々な質問に対して非常に要領良く彼が答えている様子を見て、殆ど全ての数字が頭の中にきちっと整理されているという印象を受けましたし、そして何よりも身体が健康そうで非常に自信に満ち溢れた感じがしました。
やはり中国13億人を束ねる一国の首相の器であるというような強烈な印象が残っており、日本のリーダーとは大分格が違うというように感じました。

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