北尾吉孝日記

『私の還暦に際して』

2011年1月24日 12:46
この記事をシェアする

私は1月21日で満60歳を迎えましたが、還暦ということで多くの方々からご祝辞やお祝いの品を頂戴しました。
夫々大変心のこもった温かいもので非常に感謝感激している次第です。

ところで、今回ある人から「北尾さん、還暦は何で赤い色と結び付くのですか?昔から赤いちゃんちゃんこと言いますけれど・・・」というように尋ねられたわけですが、実は私も赤いちゃんちゃんこや赤のネクタイ、赤のハンカチや赤のセーター等々、赤に因んだ物を沢山頂きました。
なぜ赤なのかということを最近は知らない人も多くいますので、本ブログで一言お話をしておくことにします。

歴史的に見れば、日本でこのような長寿の祝いというのが始まったのは奈良時代というように言われていますが、その時分は当然ながら人間は非常に短命でしたので40歳位から10年毎にそのようなお祝いが行われていたというのを何かの本で読んだことがあります。
満60歳を還暦としたのは室町時代からだそうで、この頃から還暦という長寿の祝いが定着し現在に至っているというように聞いています。

還暦とは、満60歳で生まれた歴に還るという言葉の由来を持っており、つまりは十干と十二支の組み合わせで同じになるのが丁度60歳であるが故、暦に還るという意味になるのです。
従って、同じ干支(十干十二支)に還るということから赤ちゃんに戻るという意味を持っており、その赤ちゃんの赤という字に因んで昔から赤いちゃんちゃんこ等の赤いものを還暦のプレゼントとしたりするわけです。

更にもう一つの理由を付け加えておきますと、昔から男の厄年というのは数え年で25歳、42歳、61歳であり、この位の歳で健康など様々なことに気を付けなければならないというように言われています。
従って、その厄除けや悪魔除けといったことにおいて、魔除けの色とされる赤を使うということがあり、この意味でも還暦を祝うのに赤を使うという風習が出来上がってきたと言われています。




 

(任意/公開)
(任意/非公開)



Copyright © SBI Holdings, inc. All rights reserved.