北尾吉孝日記

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新年に目標を立てるということについては、ネット上にも「新年の目標を達成するための3つのステップ」や『達成できるのはたった8%?! 「新年の目標」みんなの本音』、あるいは「抱負の立て方から実行に移すまで:新年の抱負を絶対に実現するための5つのステップ」等々と関連記事が多数あります。
上記記事においては、例えば「アメリカで行われた調査では、新年の目標を毎年作る人は45%、たまに作る人が17%と、半数以上もの人が目標を立てると答えて」いるといったことも書かれています。
その一方で、昨年このブログでも宋の朱新仲という人が唱え実践した「人生の五計」ということを御紹介しましたが(文末①参照)、私自身は正月だからどうとか新年だからどうといった程度の話で目標を立てるというようなことは余りしません(※1)。
私としては寧ろ、旧年中に終わらせるべき様々なことを終わらせておくとか、あるいは新年に向かって禍根を残さぬよう色々なことを終わらせておく、といった方が大事だと考えます。
之については、安岡正篤先生も「歳暮の箴(しん)」の第一番目として「年またここに暮る。悔無きや」と述べておられますが(文末②参照)、何れにしても新年だからという理由で目標を立てるということに私は与するものではありません(※2)。

≪①朱新仲「人生の五計」(※1)≫
生計──いかに生くべきか。
身計──いかに社会に対処していくべきか。
家計──いかに家庭を営んでいくべきか。
老計──いかに年をとるべきか。
死計──いかに死すべきか。

≪②安岡正篤「歳暮の箴」(※2)≫
一 年またここに暮る。悔無きや。
二 ここにこの年を送る。一辞の自ら寄すべきありや。
三 ひそかに善事を行うて、この年の記念とせん。
四 自から宜しく三宿を去るべし。心中の宿慝(とく:隠れた悪のこと)。腹中の宿便。家中の宿塵。
五 元日曙色の気。除夜鐘声の心を忘れず。

参考
※1:2013年10月3日北尾吉孝日記『「終活」について~人生に「五計」あり~
※2:2013年12月1日致知出版社のメールマガジン「【偉人】年末に贈る言葉」




 

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